わくわく学ぼう

本、新聞、雑誌、インターネット、その他から

5.なたを狙う「ネット犯罪」から身を守る本
            
 (株テクノクエスト アスキー 2000年7月発行)

 この本はズバリ、一度は読んでいてソンのない本だと思います。「すぐわかるすぐ使える図解→90分で即戦力!」なんてそんなはずない!と期待せずに読んだのですが、これが嬉しい誤算でした。

初心者が90分は無理としても、少しネットを経験した方ならかなり参考になるはずです。難しいこともわかりやすく図が描かれ、文も読みやすく、また細かいことまで網羅されています。目次の細かさには驚きますが、読みたいところから読み始めることができ、とても便利です。

特に重要だと感じたのは、インターネットを使うときは「単にデータが送られてくるだけでなく自分のパソコンからもデータは送られている」ことを常に意識しなければならないということです。
 
各種サイトの懸賞、アンケートに情報を書きこむ時には、本当に信頼のおけるサイトかどうか確認が必要です。また、掲示板や自分のホームページにメールアドレスを公開する時にはプライベートなアドレスは避けたほうがいいのです。 
何故なら「メールアドレスは商品になる」のですから。

まったく恐い世の中になったものです・・・。

 最近事件が続いたケータイの「メル友」。携帯Webやメールの仕組みについても、子どもに買い与える前に親自身も少しは勉強することも必要だろうと思います。新しいサービスなどを把握するのはたいへんでしょうが子どもと一緒に、または教えてもらいながら、納得できるまで調べてください。

とにかくネット社会を生きてゆくのには、単なるユーザーではいられないということは確かなようです。

自分の安全は自分で守るのは、言うまでもなく、知らずに人の安全を脅かすことのないよう知識を持たなければならないのです。

自由なインターネットとの付き合いも、結構たいへんですよね。

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