2002年10月


面白い日
  
 毎日何をしているかというと、芋を煮たり、散歩をしたり、本を読んだり、人と酒飲んだり、仕事をしたり、パソコン通信をしたり、している。そのほかにも少しあるが、大きくくくればこんなところだ。
 毎日するどんなことも、あるようなないようなことである。どれが一番ということもないし、どれが三番ということもない。どのことも、たいがい面白い。


           川上弘美  「あるようなないような」1999.中央公論新社 より
 川上弘美さんのこのテンポって好きだなと思いました。私も毎日何をしているかというと、だいたいこんなものです。この文章は1995年の連載なので、「パソコン通信」の替わりに、今は「インターネット」となると思います。で、「今日の面白い」は、お友達に連れて行ってもらったランチでした。その場所は閑静な住宅街にある普通のお宅。2室を陶器などのギャラリーにしていらして、そこで奥様の手作りランチが1コインで食べれるという素晴らしさでした。今度はデジカメを持参して、また機会があったら行きたいな。2002/10/29

この寒さ!!
 急激すぎますよね、この温度変化。つい1週間前まで、まだ薄いTシャツ1枚着ていた気がするのですが、今日はもうコートですもの。と、言いながらもう10月も終わるのだと気づいた私。さっきから鼻がしゅんしゅんしてきましたので、温かいミルクでも飲んで、もう寝ることにします。でもその前に、さきほど拝見して、とても感動したネットのお友達まささんの初フラッシュ作品をご紹介しましょう。時代に取り残されたような瀬戸内海に浮かぶ小島「犬島」。恥ずかしながらその存在を初めて知ったのですが、まささんの感性あふれる写真と音楽で、不思議な異空間に迷い込んだ気がしました。皆さんも是非ご覧くださいね。こちらからどうぞ。2002/10/28

この怒り!!
 ぶちまけずにはいられません!
西鉄バスよ(えーい、実名だ〜〜)、日曜日だからって、ダイヤを手抜きしないでよー!
行きも帰りも待っていたバスが全く来ないとはどういうこと?帰りなんて寒い中、トイレもがまんして、今か今かと待っていたら、とうとう1時間も経っていたのよ。私の貴重な2時間を返してくれ〜〜〜。2002/10/27

追悼、金ちゃんズ
 この日記にも何度か登場していた我が家の唯一のペット「金ちゃんズ」(和金の金魚)がとうとう皆死んでしまいました。一番小さな金一が8月に、1ヶ月後には金太が、そして2日前、大きな金之助までがとうとう逝ってしまいました。金一の死後、慌てて薬を使って2匹は元気になったと思っていたのですが。
 最後まで生きていた大きな金之助は亡くなる2日前まで、1匹でゆうゆうと泳いでい金魚ました。それが、夜中に激しく泳ぎ回り、翌日には身体をくねらせて下に沈んでいました。もしかして、強く水槽にぶつかって骨折したのではないかと家族で話したのですが、何の手当てもできません。そのもどかしさ。ただ少しでも生きてほしい一念で、えさを口に運んでやるのですが、なかなか食べることができないのです。「金ちゃん、えさを食べて」というと、傾いた身体で、ひれをひらひらさせてくれます。それが、身体に負担になるかも知れないのに、呼びかける度に反応してくれる金之助。いじらしくてたまりません。少しずつ少しずつエラ呼吸が弱くなり、2日目の夕方、ついに動かなくなりました。5年と2ヶ月ここで生きたことになります。
 玄関に置いていたので、レッスンに来られる皆さんにも愛されていました。あるシニアの方は「私と同じ、ひとり(一匹)でも頑張って生きてよ」と声をかけてくださっていたのに・・・。もう当分ペットは飼えそうにありません。2002/10/
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読書の秋〜
上から鶴見俊輔対談集「未来におきたいものは」、田口ランディ「できればムカつかずに生きたい、川上弘美「あるようなないような」 久しぶりに区の図書館に行きました。仕事に関する探し物がすんなり見つかって嬉しくてたまりません。一緒に↓の鶴見さんの対談集とランディさんエッセイ「できればムカつかずに生きたい」、偶然見つけた川上弘美さんエッセイ「あるようなないような」も借りてきました。そういえば、昨日の日記を読み返して、柳さんとランディさんの文に「嫌悪」を感じると書いた部分、ちょっと違うかなーと思いました。時々、彼女たちの文にひっかかりを感じる自分がいて、そんな自分が嫌だということかも知れません。(抽象的ですけど)
さあ、また睡眠時間が短くなるけれど、久々に読書に浸りたい気分です。明日はハリポタ第4弾も届きますが、どうせこちらは子どもたちが読み終わってからになるだろうな〜。(それにしても、アマゾンに8月から予約してたのに、届くのは明日?発売日の今日、書店には山積みになってたっていうのに・・)2002/10/23

田口ランディ メルマガから
 ランディ氏のコラムはもう何年も前からMSNジャーナルで時々読んでいました。彼女は、その名前から最初は男性だと思っていたのですが、本当は私より一つ歳下の女性で「メルマガの女王」とよばれるほど多くのファンを持つネット作家です。最近では本格的な小説を書き、直木賞にもノミネートされています。(未読です) 私は、氏に対しては好きだけど嫌い、ちょうど柳美里さんに対するものと同じでしょうか。裸の感情を言い得ることができるその手腕に共感と嫌悪と羨望を感じてしまうんでしょうね。
 メルマガは少し前から取り始めたのですが、最新版では鶴見俊輔氏について書かれていて、80歳になるこの老哲学者に「謙虚」を学んだとありました。非常に興味をひかれたので、紹介されている本(「鶴見俊輔対談集 未来におきたいものは」晶文社)を読んでみたいと思っています。2002/10/21

冷凍・解凍
 今日の『発掘!あるある大辞典〜冷凍・解凍皆さん見ました?
フリーザー&冷凍冷蔵庫を買い換えたおかげで冷凍スペースがかなり増えたものの、時々冷凍・解凍がうまくいかない我が家(特にマグロの解凍、せっかく中トロを買っても解凍で失敗して・・・涙)。勉強になりましたねー。とにかく、冷凍で大事なことは、家庭の冷凍庫は緩慢冷凍(−18℃くらい)なので「
急速に冷凍する」ってことのようです(よく言われていることではありますが)。そのために薄くしたり、小分けしたり、アルミ板にのせたりするわけですね。それから解凍は、生ものは冷蔵庫でゆっくり、一度火をとおしたものは、急速解凍でもOKということでした。レンジでの解凍の注意点は、溶けかかったものはダメ(水分のある部分に熱が集中するので)、食品をドーナツ型に冷凍しておくと熱が均一に当たる、などなど。即、明日から実践してみるつもりです。・・・それにしても、パソコンファイルの圧縮・解凍ならとりあえず、ちゃんとできるんですけどね〜。2002/10/20

オークション
 フープロを初めてネットオークションで落札してから、オークションに少しはまっております。と、言っても眺めるだけなのですが、どういう商品がどういう値段で取引されるのか、人気があるのか、見だすとつい長くなってしまいます。また、参加者の評価システムというのも興味深くて、出品や落札の履歴で、人物像を想像したり、たまにトラブル発生でお互いの言い分が延々書かれていると、思わず読んでしまったり。んもー、そんなことしてる暇、全然ないはずなんですけどね。そろそろ止め時ですぞ>自分(画像は全く文と関係のない喫茶店ウエイター。タッキー似で、素敵なのです。「SWEET RABBIT」さんより。)2002/10/17

体育の日
 たまった家事をやって、このサイトのリニュなどあれこれ考えていたら、あっという間に終わってしまった3連休。なんと今日は「体育の日」なんですね。ずっと10月10日でインプットされている私は、全く忘れておりました。が、こうして3連休であったのも体育の日だったから。そういえば地区の体育祭をやっていたようです。
 「運動」といえば、今日やった「床のワックスがけ」、これは、かなりな運動量ですよ。家人がお出かけしている間、一人でスピッツの「ルナルナ」をかけながら、軽快にやってのけたのですが、終わってみたら、どっと疲れが。やっぱり、体力は落ちてます・・・。後、半分残っているのですが、来週みんなでやるつもりです。2002/10/14

『彼女を見ればわかること』
 この作品、女性としてかなり痛い映画です。監督は女性なのかと思っていまし左向きのドラゴンの頭と手に見えたんだけど・・^_^;たら、有名な「百年の孤独」(かっこいい題名に惹かれて、いつか読みたいと思いつつ、多分私には難しすぎるだろうと長年躊躇している本)を書いたノーベル賞作家ガルシア=マルケスの息子のロドリゴ・ガルシア(と、いつも親を出されるのも嫌なものだろうが)なのだそうです。オムニバスの映画でこれほど巧みな映画は初めてで、全編を通して描かれる「女」の孤独が胸にささりました。脚本に惹かれた女優たちが競ってその「孤独」と「強さ」と「脆さ」を演じています。中でも同年代の女性として、妙に親近感を持っているホリー・ハンターは体当たり演技かな。彼女に絡むホームレスの女性が何故か心に残って、私の得意分野(?)じゃありませんけど、とりあえずお薦め。2002/10/11

ノーベル賞 2受賞
 昨日の物理賞小柴東大名誉教授に続いて、今日は化学賞を島津製作所の田中耕一さんが受賞したそうです。二人同時というのには本当に快挙ですね。特に驚いたのは、一企業のサラリーマンが何の前触れもなく、ノーベル賞を受賞されたということ。まさにシンデレラストーリーではないですか!田中さんは私と同年代の若手(ここ強調。)で、作業着姿で会見というのも、意表をついていました。東大で「ビリ卒業」と自称し、成績表をわざわざ公開する小柴教授といい、この田中さんといい、とてもノーベル賞受賞者と思えない(失礼!)ユニークさがいいですねー。久々の明るいニュースでした。2002/10/9

議員
 田嶋陽子さんが社民党を離党したそうです。あるインタビュー番組を見て本音をさくっと言う所が割と好きでした。まあ、私もフェミニストですしね。
それにしても「社民党は官僚的で、まだ男社会・・云々」は最初からわかってたことでしょう?と言いたい。「結婚して(社民党に入って)みないとわからなかった」なんて、、、。大体、社民党から立候補すること自体が驚きだったわけで、この離党は同然の成り行きだと思いますね。あと福島瑞穂さんがまだ社民党にいるのが謎ですな。
ああ、だけど、この国大丈夫でしょうか、19年前の経済水準だとか。2002/10/7

使ってます
可愛いい奴、クイジナートLPP2 これが、最近使うのが楽しくてしょうがないフープロ、クイジナートのLPP2です。強力パワーのモーターで、このスマートなスタイルに惹かれております。粉が1分ちょっとでこねあがるのは、見ていて飽きないです。が、スイッチを入れると夫までやってきて、一緒に眺めるので笑ってしまいます。どうやら、かなり関心を持ったようで、今日は「な〜、これでうどん作れないかな〜」と言います。ふとテレビの方を見ると、うどんが画面に出ています。急に食べたくなったんでしょうね。(単純です)
調べると、スパゲティもうどんもレシピがあったので、すぐにでもできそうですが、楽しいマシンを自分で使ってやろうという気になってくれるとありがたいです。それに私はうどんよりそばを食べたいのです。(それでなくても、かなり体脂肪がヤバイのです)2002/10/5

物売りの声
 この辺り、いろいろ物売りの車がやってきます。「チャー、チャラーチャラー(ド演歌)プポー、手作り豆腐でございます〜」、「(ヨーデル風曲)チャラランランラ〜ン、手作りアイスはいかがですか〜」、「石焼ぃ〜〜いも〜おいもだよ」、「ロバのおじさん、チンカラリン」(そう、こんな懐かしいロバのパン屋も)、他には、野菜、竿竹、バイク買取り・・、うーんとまだあったかな?田舎情緒たっぷりで嫌いではないのですが、大音量のものはちょっと迷惑なんですよね。しかし、今日聞いたあの声には、驚きましたよー。だってね、「わらび〜も〜ち〜、プリップリッ。モチッモチツわらびもち。わらび〜もぉちぃ〜プリッ・プリッ・プリッ。わらびもちはいかがですか。プリッ・プリッ」プリプリ連発で声も妙に怪しくて、なんだか他のもの想像しちゃいましたよ、おじさん。2002/10/4

やるべきこと?
 パソコン教室サイトでありながら、最近他コーナーの更新がなかなかできないでいます。作りかけているページは色々あるのですが、どうもデザインが決まらないのです。いえ、その前に、このサイト、抜本的に構造改革しなければならないのがわかっているのですが、伸ばし伸ばしでここまで来ています。
これでは、今までの小泉内閣と同じですよね。でも、あちらは、一応先月末に内閣改造が行われたわけですが、どうも先行きは不安です。私がまずやるべきことは、ファイルの整理。小泉改造内閣が急いでやらなければならないことは、一体何でしょう?少なくともあの国との国交正常化交渉ではないと思うけどな。2002/10/3

憧れのアカペラ部
 先日、娘の中学校のお母さんに、アカペラコーラスを学校で夜間練習をされていることを聞きました。つまりあの「ハモネプ」(ネプチューンの「力の限りゴーゴ ゴー!」という番組の企画で、アカペラでハモリの美しさを競う)なんだそうです。いや〜楽しいことやってるんですねー。すごく羨ましいです。私もやりたい!と思ったけれど、知らないうちに何故か、歌うパートが変わってしまう私では・・。2002/10/2

 
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