2005年2月
●骨盤体操 |
何気なく朝のワイドショーを観ていたら、「健康は骨からということで美容体操も骨盤に着目!」だそうです。実は私の行っている3B体操でも骨盤をぐるっと回したりの運動が多くなっております。どうも恥ずかしかったのですがやはり身体にとって大切な部分、真面目に取り組むことにいたします。。2005/2/25 |
●『ビフォア・サンセットBEFORE SUNSET』 |
「2人とも、自分の立場や現状をよくわきまえているんだ・・・ 2人は思い切り腹を割って、恋人や妻にも話さないようなことを話題にする。けれども、それは行きずりの相手だからこそ、話せることなのかもしれない。インターネットのチャットと同じように。そのあたりの真実を徐々に確かめ合っていくんだ。時間はかかるけれど、2人はひとつの結論にたどりつくんだよ」 監督リチャード・リンクレーターの言葉 パンフレットより引用 →なんとDVDがセットで発売ですって。ほしい・・。 |
![]() ![]() 一人でレディスデーにやっと観に行けたのですが、もう〜「やったね!」って感じですか。レンタルがでたら英語の台詞をじっくり聞いてみたい。本当に想像以上に素敵な作品になっておりました。監督はあの「スクール・オブ・ロック」を撮ったリンクレーターで、期待を裏切らなかった脚本は監督と才能溢れる主演2人との共同執筆。3人のコラボレーションがやはり鍵だったんだと思います。ジュリー嬢もユマ・サーマンと別れたのが原因?のイーサン君もちょっと痩せすぎな気もしますが、9年という年月を重ね、よい意味の大人になっているのがいいです。ジュリーの弾き語りがまた上手くてね、あのシーン、好きでしたねえ。2005/2/24 |
●H-IIAロケット7号機の成功を祈る |
24日の打ち上げまであと4日です。今、ファインマンさんのチャレンジャー号事故原因の報告書を自分なりに訳して読んでいますが、エンジニアと上層部のコミュニケーション、システムの問題など、技術的なものだけでなく様々の問題があるのだと改めて思いました。 前回の失敗で国産ロケット開発にかなりな打撃を受けましたものね。今回のロケットには気象観測と航空管制という2つの使命を持たせているそうですが、少なくともどちらかでも成功するよう願っております。ガンバレH-IIA!ところで、知らない間にNASDAは他と統合されてJAXAになっていました〜。(追:26日17時ごろに打ち上げ延期。ライブ中継もありますよ〜)2005/2/20 |
●あなたに夢中です!ファイマンさんA |
「ファインマンさん」シリーズの4冊目(シリーズと言っても岩波が勝手に翻訳本の題名につけたものですが)『ファインマンさん最後の冒険』はファインマンとラルフ・レイトン氏がひょんなことから「トゥーバ」(ホーメイ喉歌で有名です。ロシア連邦の独立国)訪問にむけて奮闘する物語です。最後とついているのは、訪問実現直前にファインマン氏が亡くなってしまうから。実は彼は60歳でガンが発見され、その後10年、手術を繰り返したのです。それでもいつも好奇心に溢れ、エネルギッシュに研究を続け、ドラムを打ち鳴らすんですからね。すごい人です。「結果よりもその過程が面白いんだ」というファインマン精神を受け継いだラルフがトゥーバ友の会を今でも続けています。本の巻末に友の会への参加申し込み先が書いてあり、日本語で書いてもかまわないそうなので、申し込みたい誘惑にかられております。。 『ファインマンさん最後の授業』ではカルフォルニア工科大学の若き研究員だったレナード・ロムディナウが晩年のファインマン氏との交流を綴っていてそのリアルな姿が興味深いです。余談ですが、この著者は研究者をやめ脚本家として活躍。TVシリーズ「新スタートレック」なんかを書いているらしいのです。やっぱりねー、面白いと思ったらこういう人が書いているんだ!と思った次第。 それから今読んでいるのが『ファインマンさんベストエッセイ』と『ファインマンさんの愉快な人生T・U』後者は客観的に膨大な資料から書かれている伝記。とぼけた日本題名に似合わず、硬派な面白い本です。続く・・2005/2/18 |
●あなたに夢中です!ファイマンさん@ |
「一つはね、僕は懐疑や不確かさをもったまま、平気で生きられるんだ。まちがっているかもしれない答えをもつより、答えを知らないで生きる方が、よっぽど面白いよ。僕は大体の答えと、こうもあろうかという信念、それにさまざまなものごとに対する、いろいろな度合いの確信はもっている。だが、絶対に確信のあるものは何一つない。まったく何も知らないことも多いんだ。『僕らはなぜ存在するのか?』などと聞くことに意味があるのかどうか、とかね。 ・・・僕は必ず答えを知る必要はないんだ。また何も知らず何の目的もなしにこの神秘的な宇宙の中にさ迷うからといって、べつだん恐ろしいとも思わない。僕の知っている限りでは、それが自然の姿なんだから。おそらくね。だが怖いとは思わないよ」 ファインマンの言葉 「ファインマンさんの愉快な人生U」J.グリック著 岩波書店 より引用 |
![]() 最初に読んだ本は『ご冗談でしょう、ファインマンさん(上・下)』で、20年前に発表されたこの本は自伝とありますが、ファインマンが直接書いたものではなく、彼が語った逸話集を親子ほど歳の違う親友ラルフ・レイトンがまとめたものです。とにかく面白く、ざっくばらんでユーモアたっぷり、チャーミングなファインマンにこれですっかり魅了されてしまいました。 続く『困ります、ファインマンさん』では前半で語られる初恋の人アーリーンとの物語はまさに究極のラブストーリーで、映画みたいだわと思ったらちゃんと「インフィニティ/無限の愛」(1996)という映画になっておりました。(イメージが違うだろうから観たいような観たくないような・・)この愛の物語に思わずウルウルきていると、後半は1986年に起ったチャレンジャー号爆発事故調査委員会の話となり、これがまた事故原因の真実を探求していく社会派ドラマでして一気に読んでしまいました。そしてどうしても日本版にない部分も読みたくて原著のペーバーバックも買い(写真『What Do You Care What Other People Think?』)次いで日本で絶版の『No Ordinary Genius』(日本版『ファインマンさんは超天才』)も注文してしまいました。(家族からはそんなに買って英文読めるの?と危ぶまれておりますが・・)ファインマンさんの本 写真でお分かりのようにお顔も素敵で、当然、ネットでお顔やお声を集めてはせっせとフォルダに保存中。全く一時の韓流スターに対してと同レベルのミーハーぶりです・・。2005/2/15 |
●スポーツ選手のアイドル化報道 |
久々の日記の更新です。2月ももうすぐ半月ですか。。春に向けてやる気を貯める月にしたいですね。 さてさて、最近のスポーツ番組やニュース、どうしてこうも一人の選手ばかりを追っかけているのでしょうか?東レ・パンパシでの決勝戦、ひどかったです。アナウンサーはシャラポア連呼。カメラも対戦相手のダベンポートが決めようが何しようが、ほとんどシャラポアしか写さない。両選手に敬意を払い、テニスの面白さを伝える、きちんとした試合中継がどうしてできないのでしょうね。それから卓球の愛ちゃん、ゴルフの藍ちゃんらもアイドル化して彼女たちしか眼中にないような報道は観ていてとても気分が悪いのです。もちろんわたくしもミーハーですから、そういう追っかけの気持ちはわかりますけれど、報道はそれではいかんでしょう。アイドル化される選手たちにも同情しちゃいます。2005/2/13 |