2006年6月

ジェノバソースのパスタ
 3B体操の35周年記念イベントがありまして、ある曲を総勢200名くらいで踊りました。緑と赤のベルなるものを使って踊るのですが、最後の練習でほぼ覚えたかな〜と思っていたら、本番でまた見事に失敗。緑と赤を間違っていたらしく、本番に弱い自分を再確認してしまいました。これで何連敗でしょうね・・。
 ところで表題の「ジェノバソースのパスタ」。イベント終了後、行ったパスタ屋で数名が注文したのですが、忘れられない一品を食べることになりました。
 そこは地元で採れる新鮮な野菜がたっぷり入ったパスタが有名な店で、以前食べたのはノーマルなものでしたが、お手ごろな値段もあって好印象だったのです。
 が、その時出てきたものを見たときは一瞬目が点に。うず高く盛られたパスタ全体が完璧なグリーンで、中に大きなホウレン草、筍、ごぼう、ズッキーニ、さやえんどうが存在感を放ち、それに申し訳程度の小さなベーコンが混ぜられておりました。一口食べて選択の間違いを悟りました。なんとか食べようとするのですが、食べても食べても減らないのです。結局、注文した皆がかなりの量残しておりました。そしてお口直しにケーキを食べに2次会へ。
 皆様、こちらでジェノバパスタはくれぐれもご注文なさらぬよう・・2006/6/25

詩が読みたい
 あのひとが来て
 ころころ
 
 
 ころころと
 心はころがる
 

 あっちへ
 こっちへ


 ころがってぶつかる        
 あっちの心と
 こっちの心


 だが時に一瞬に溶けあう
 朝の光に艶めく
 みどりの葉の上で
 

 ふたしずくの
 露のように


           あのひとが来て 谷川 俊太郎, 谷川 賢作, 山本 容子 より 
 最近無性に詩が読みたい。
 とりたてて忙しいというわけではない。なんとなく心が落ち着かないのです。
季節のせい?
日々があまりに早く過ぎていくのに焦ってる?何にも焦る必要ないのに・・・。
 この本は版画家の山本容子さんが、谷川さんの好きな詩を選び、息子さんの賢作さんが曲を作りました。容子さんが曲を流しながらイマジネーションを広げて作った絵本です。3人のコラボレーションが素敵な画集となりました。
 CDの中には谷川俊太郎さんの朗読も入っていて、歌付きも数曲。特に私の好きな石川セリ嬢(陽水の奥様)のハスキーボイスが妙に心地よい「ころころ」が好きです。
 賢作さんの「旅1-8」のピアノもとても美しい。賢作さんといえば、私が子どもの頃、最初に谷川俊太郎のファンになった絵本『けんはへっちゃら』のけんちゃんなわけで、りっぱなけんちゃんになって嬉しいです。笑 2006/6/22

FIFA W杯
FIFA W杯 2006 W杯の年はにわかサッカーファンとなって毎回燃えておりますが、今年の初戦。あーなんてこと!!どうしたんだー、へッ、へッ、ベイビー?バッテリーが切れちゃったの?ジーコジャパン?って感じでしたね。
 事前にオーストラリアのことを「格下」なんてマスコミが言うのが嫌でしたが(そういう捉え方は心に慢心を生みますから)、オーストラリアはとにかく非常に逞しく、ヒディンク監督の采配が効いていましたよね。日本はちぐはぐで、暑さで疲れていて、守護神川口選手ももうどうにもできなかったって感じです。
 今日、ブラジルとクロアチアの対戦を見ましたが、正直、日本の勝ち目は・・・・(>_<)。でももうこれ以上、失うものはないと、底力を出してほしい。それだけです。
 ついでに言うなら私は日本の選手の髪がやっぱり気になる。黒髪、短髪のほうが日本男児には絶対に似合います!2006/6/14

漢字検定を受ける
 ついに漢字検定準2級を受けてまいりました。ほとんど字を書かなくなって、読めるけれど書けないという状況をなんとかしたいと思ったのですが、受験料を払うってのは大切ですね。ホンと少しは頑張らなければという気持ちになりましたから。
 で、試験ですが、2級の問題集をやっていたので、最初見たときは、マークシートがかなりあるし、こりゃ結構イケルかな?と思ってしまいました。ところがどっこい。ちょっと難しいと思われる字は書けるのに、意外と簡単なものが書けない。いざ書くとアレ?点があったっけ?とか、送り仮名は?とか、全く影も形も出てこない熟語があったり。 いくつか書くと、まず「やぼ」って字が全然出てきませんでした。「野暮」変換すれば簡単に出てきちゃうんですけどね。
 それと、「腐る」これが下の「肉」を「内」って書いちゃった気が。恥ですね〜。今までこれを「内」なんて書くはずはないのに、解答用紙を前にするとあがる私。いや〜実に試験に弱い。
 それから「くっせつ」。「屈析」って書いてどうも違う?「析」は「せき」だからな〜、う〜ん。考えてみれば「木へん」じゃなくて「手へん」でしたよね「屈折」。 と、いうことで、もう少し、恥ずかしくて書けないものもあったり・・、その他思いもかけない間違いも多分あるでしょう。 まあ、ただ心配していた部首は、直前に覚えたものがでたのでそれだけはラッキーでした。
 娘も違う場所で受験したのですが、やはり私がわからなかった漢字はほとんど出来て、私が出来たと思った四字熟語がどちらかと言えばわからなかったとか。(←ほとんど問題集をやってない人)
 結果は1ヶ月後ですが、もしもし70%くらいが合格ラインでセーフでしたら、また挑戦してみたいと思っております。2006/6/3

あなたたちは私たちの未来
 
  子どもは・・・・・・


 子どもはなおもひとつの希望
 このような屈託の時代にあっても
 

 子どもはなおもひとつの喜び
 あらゆる恐怖のただなかにさえ


 子どもはなおもひとりの天使        
 いかなる神をも信ぜぬままに


 子どもはなおも私たちの理由
 生きる理由死を賭す理由


 子どもはなおもひとりの子ども
 石の腕の中ですら



           谷川俊太郎「子どもは・・・・・・」より 
 今朝の新聞に載っていた私の好きな詩人谷川さんの作品です。昨今の子どもが犠牲になる事件を思うと、この詩の重さを感じずにはいられません。読みながらティッシュを探しました。
 「屈託の時代」はちょっと聞きなれない言葉です。「屈託のない笑顔で」が「何の心配事もないような無邪気な笑顔」という意味だとすると、「屈託の時代」とは簡単に言えば心配事、気にかかることがあまりに多い時代ということでしょうか。
 念のため辞典で調べると「@ある一つのことばかりが気にかかって他のことが手につかないこと。くよくよすること。 A疲れて飽きること。また、することもなく、退屈すること。」とありました。 本当に幼い子を持つ親御さんは心配しだすとどこまでも心配だろうと思います。
 私も小さな子どもが子どもたちだけで遊んでいると心配になり、周りに変な大人がいないか、無意識に見渡すようになりましたし、親はどこにいるかしらと探すようになりました。でも考えたら最近は大人だけでなく、少年、少女が加害者になってしまう時代です、悲しいことに。 
 表題は「ボストン・パブリック」というアメリカンドラマで教師が言っていた言葉です。ドラマは観ていませんが、胸に残る言葉でした。2006/6/2

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