2002年2月
●『オーロラの彼方へ』 |
やっとビデオでレンタルできた、この映画。こういうタイムトラベル?SFものが夫婦揃って大好きです。特にこの映画は古き良き60年代アメリカの風物がなかなかノスタルジックで、無線をやっていた夫も「ああ、この型は・・」などと嬉しそうでした。で、映画を観終わった後は、だいたい「あそこは脚本に致命的ミスがある」とか「矛盾している」とか「いや、あれはこう考える」とか時間軸を書いて討議するのが常です。『フィラデルフィア・エクスペリメント』『バック・トゥ・ザ・フューチャー』もちろん、やりました。でも物理が全くダメな私なので、タイムパラドックスをいくら考えても堂々めぐりになってしまい、毎回この討議、かなり疲れるのでありました。2002/2/28 |
●くじに当たる |
宝くじではない。福引でもない。懸賞でもない。そんないいものには当たったことはないのに、皆が嫌がるくじ引きにはなぜか当たってしまいます。今回も中学校のPTA某委員会副委員長でございます。ええ、やらせていただきますとも。はぁ〜。2002/2/27 |
●味噌はやっぱり |
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●『指輪物語』はこう読む |
既得権益をいかに捨てるかという自己改革の物語 2/25日経新聞夕刊「大人のための鑑賞術」欄 荒俣 宏氏の言葉 |
映画を観てから、私もやや古めかしい訳の原作本がどんどん読めるようになり嬉しいかぎり。そんな中、上の言葉を読んで、なるほどと思わずひざをたたきました。 指輪の魔力はそれを所有するものを次第に支配するようになるのですが、それは権力と権力を手に入れた人間の関係に似ていると言えます。世界を救うために指輪を捨てる旅にでる主人公の物語は、現代の我々の物語でもあるのです。そういえば最近さかんにマスコミでもたたかれている「ムネオ議員」もこの「指輪」の魔力に落ちていったのかも知れません。2002/2/25 |
●寝言 |
やめようと思ってもやめられないものに寝言があります。最近は全然言わなくなったようですが(聞いている人がいないだけかも)私は小さい頃からはっきりした寝言を言う子だったようです。朝起きると姉や母から「昨夜はすごかったよー」などとからかわれるのですが、全く自分では覚えていない。母が面白がってわざわざメモしてくれたこともありました(<暇な母)が、それでも半信半疑です。カセットテープにとればいいんだと彼らに協力してもらい、やっと録音に成功したことがありました。聞いてみると笑える、笑える。すっとんきょうな声で別の私が話してましたよ。(ああ、恥ずかし) 寝言は、脳がまだ活動しているレム睡眠の時にでるそうですが、考えてみれば最近私の寝言がないのは、細切れにしか寝れなくてすぐにノンレム睡眠状態になっているためかも知れません。寝言や歯軋りって旅行なんかに友人たちと行った時、ちょっと困ってしまうんですよね。2002/2/23 |
●体内時計 |
昨日「笑っていいとも」に『ロード・オブ・ザ・リング』のイライジャ・ウッドやリブ・タイラーが出演していたそうです。う〜ん、見たかった。 で、全然関係ないですが、細切れ睡眠の習慣から最近「1時間寝る」と決めたら、きっかり1時間で目がさめるようになりました。めざましが鳴る1分前くらいに自然に起きてしまうのです。これが30分でも40分でも同じ。我ながら素晴らしい〜と思うのですが、こういうメカニズムを以前どこかのTVで解説していたような気がします。思い出せないけれど、持続するものなのかな?でも本当は、細切れ睡眠よりやはりきちんと夜寝る習慣をつけなければとも思うのですが。2002/2/22 |
●『ロード・オブ・ザ・リング』試写会 |
ついに観てまいりました。いや〜上映時間が長くて疲れましたが、でも紛れも無く賞賛に値する作品でした。『スターウォーズ』を映画館で初めて観た時のような感慨を、再び味わいましたもの。雄大なファンタジーの世界が眼前に広がって、実写なのかCGなのか見分けもつかないくらい美しい映像。約340億円の制作費だそうですが、これだけのお金を投じてこれだけの作品を作る「人」というものに敬意を表したくなりました。続々と皆帰る中、エンヤの歌が流れるエンドロールまでしっかり堪能して席を立ちました。今回は原作をとうとう読めなかったので原作とのギャップがなかったのですが、読んでいたら感想はどうなっていたでしょう。でも、これこそ本物の大作だということには変わりがないはず。次回作が待ち遠しいです。とりあえず、また原作に挑戦するか?!(それにしてもあの翻訳・・・)2002/2/20 |
●『ナビィの恋』 |
掲示板に今日のおすすめ!とカキコしたのですが、実は「ちゅらさん」で大好きだったおばあの出演した映画で評判がよいらしいとしか、私も知らなかったのです。前知識なしで観て、お勧めして良かったんだ(このお勧めを見て下さった方がいるかどうかはわかりませんが)と、とても嬉しかったです。 音楽がもう最高!琉球民謡に、オペラに、最近お気に入りのケルティックミュージックまで堪能することができるのですから。最初はドキュメンタリーかと思わせるまったりとした出だしで、ちょっと心配したのですが、途中からそのカメラセンスの良さにぐいぐい引き込まれてしまいました。若い二人以外、全員が沖縄の方でそれも大御所ばかり。おじいなんて「沖縄のジミ・ヘン」といわれる三線(サンシン)の名手らしいです。カッコイイ!おばあも本当に愛らしかった。 それにしても、琉球言葉って完全に外国語ですね。オフィシャルサイトはここ2002/2/19 |
●BBS参加したいのに・・・ |
最近、ゆっくりネット三昧ができず、お近づきになったサイトをさーっと覗かせていただくだけで終わっております。BBSに何か書き込みたいなあと思ってもなかなかできません。(なにしろ書き込みが超遅速なもので。)でもそれぞれのサイトの楽しい語らいを読むのは本当に楽しいし、私の忙しい毎日の小さな喜びとなっています。2002/2/18 |
●久しぶりに手元に |
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●美容院で |
明日地球が滅びるとも 君は今日、リンゴの木を植える 開高 健 |
上の文は今日行った美容院で読んだ雑誌「家庭画報」に、石原慎太郎と瀬戸内寂聴の手紙がありまして、石原さんが開高 健の言葉として引用されていたものです。とても印象に残ったのでメモして帰りました。さきほど調べてみましたら、やはり開高氏の言葉のようですが、別にルーマニアの作家コンスタンチン・ゲオルギュの言葉として「たとえ世界の終末が明日であろうとも、わたしは今日リンゴの樹を植える。」が紹介されていました。また、ドイツのことわざとして「明日世界が滅びようと、今日リンゴの木を植える」を引用しているページもありました。語源はこのへんなのでしょう。 「リンゴの木」ならずとも何かを植える作業は私も続けていかねばと強く思います。 石原氏の手紙に答えて寂聴さんが、中坊公平氏がかつて扱った産業廃棄物不法投棄事件の豊島にオリーブの木を植えようと呼びかけている話を紹介していました。(サイトはここ)これも初めて知り、とても考えさせられました。このサイトはゆっくり読んでみようと思います。 ・・・ところで、苦手な美容院で今日はヘアカラーと噂のまつげパーマ(無料券で)をかけてきました。小さなロットでまつ毛を巻くので小一時間かかりましたが、滞在時間が長いと疲れてしまう私も、個室で音楽を聞きながらぐっすり眠れたので気持ち良かったです。で、結果は・・・私の短いまつ毛でもちゃんとくるりんしてましたよ。2002/2/15 |
●池田貴公子 |
今日はバレンタインデー、とりあえず我が家の男二人にチョコはあげておきましたが、何故か半分は私のお腹に。TV「テレビチャンピオン」ではチョコレート通をやってました。あまり見れなかったのですが「池田貴公子」が最後にチャンピオンになった主婦の方に言った言葉「極めるなら外国に行かなければ・・・私は人生も結婚も捨てたんだから・・」というのは真実味がありました。2002/2/14 |
●季節限定もの |
![]() これとは別に地域限定発売という商品もありますが、これもなかなか魅力的です。今一番気になっているのが「タイムスリップグリコ」。懐かしいおまけがほしいのですが、残念ながらこちらでは売っていません。九州で発売されるのを切に祈っているところです。2002/2/12 |
●咄嗟に |
母と二人で久しぶりに買物に出ました。ベビーカーをかかえてバスを降りようとする方(やや年配)がいたので、とっさに手をそえておろして差し上げました。降りてからその方がとても丁寧にお礼を言われました。母に向かっても「お若いのに、なかなかできないことですよ。お母様、りっぱなお嬢様に育てられましたねえ・・・」と。私を未婚の娘だと思われているようで、これには母も私も苦笑するしかありませんでした。(いや〜10年以上前にベビーカーを押していたので苦労がわかるんです、とも言えないし。) 考えてみれば、私は学生の頃から、ボランティアで車椅子を押したり、障碍のある方と一緒に遊んだりという経験をしてきたので、別に何でもない行為なのですが、母に聞くと、手伝おうという気持ちはあるけれど、すぐには手がでないのだそうです。この方もあまりこうした経験がないので、こんな風に言われたのだと思うと、少し考えてしまったのでした。2002/2/11 |
●『あの頃、ペニーレインと』 |
劇場公開時に見損ねて、ずっとビデオ化されるのを待っていた作品です。やっと観ることができたのですが、思ったとおり完全にツボにはまっちゃいました。2泊3日のレンタルで3回観たのは、この作品が初めて(3連休で時間があったというのもあるけれど)です。『ザ・エージェント』を撮ったキャメロン・クロウ監督の半自叙伝とも言える作品だそうで、70年代ロック世代には感涙ものの映画でした。私の場合、最初の2分でもうノックアウトです。大好きなゴルディー・ホーンの娘、ケイト・ハドソン演じる「ペーニーレイン」の愛らしさとクロウ監督自身の「ウィリアム」少年の賢さ。脇を固める人たちが皆すごく良くて。でも、ウィリアム少年の母親が今の私には一番実感できるってところが、我ながら嬉しいやら悲しいやら。若い人が観ても絶対の胸キュン映画だと思いますが、やはり同時代に生きたものにしか味わえないヨロコビがあるのですよ。ここしばらくはサイモン&ガーファンクル、エルトン・ジョン・・・に浸りそう。2002/2/10 |
●政治屋はいらない |
本当にどうなるのかなあ、日本の将来は・・・。小泉さんは「私を信じてください」と連呼する前にもっともっと、具体的に国民に説明すべきではないかしら。TVに出ている竹中平蔵氏はかなり疲れているように見えましたね(どうか頑張って・・・)。ワイドショーは表面的な煽り方ではなく、政治の本質的なところに焦点をしぼった面白い番組を作ってくれないものですかね。2002/2/8 |
●とほほ・・ |
2月5日に書いた日記を寝ぼけていたのか、上書きして消してしまったようです。久しぶりに来た高校からの友人のメールのついて書いたものですが、もう一度書けるわけもなく、確か最後が、「ありがとね、T子。」だったので、今日は、「消しちゃって、ごめんね、T子。」ということに。多分このサイト見てないと思うけど、一応ことわっておきますわ。2002/2/7 |
●携帯電話って |
なかなか携帯電話が使いこなせない私ですが、最近すごい機能がついていることがわかりました。ある日、何気なく色々押していたところ、どこからともなく聞こえる声が・・・・。なんとそれは、8月に私が子どもにかけた電話の声。「うひゃ〜、あたしってこんな声出してたのぉ〜?!なんだかいじわるそうなおばばの声だよ〜」一人絶句です。続いて、もう1件。今度は、11月頃の私が相手の、夫と息子の声。「ふぁはは、なんだか、まぬけな声だこと!」他には?と捜しましたが、録音はそれだけ。こんな機能がついていたなんて初めて知りましたが、どうやって、それができたのか、またできるのか、まったくわかりません。今のところ、マニュアル探す時間もないので、また奇跡的に過去から電話がかかるのを待ってましょ。2002/2/6 |
●節分だったのに |
豆まき、すっかり忘れておりました。昨夜、わくぞーを鬼に変身させた時までは覚えていたのですが。子どもたちが小さな頃は、色々遊んだものです。例えば、私が鬼になって豆をぶつけられながら「もう降参だぁ〜」とベランダへ出て、外でお多福の面をかぶって「福ですよ〜」とまいもどったり。小学校高学年になると、順番に鬼の面をつけて皆で豆ぶつけ合い競争をしたり。そんな楽しいイベントも忘れるくらい子どもたちは成長したのかと思うと、ちょっとさみしい。来年は絶対忘れずに、皆で豆まきするぞー。そして、歳の数ほど、豆を食べてやるんだい!2002/2/3 |
●夢の肉汁たっぷりハンバーグ |
今夜はハンバーグを作りましたが、また失敗してしまいました。切ると肉汁がジューと出てくる美味しいハンバーグを作りたいのですが、私のは焼きすぎでぱさぱさか、中がまだ生か、とにかく自分でも情けないほど、思い描いているものと違うのです。悲しくて、後でソースを作るときに入れていたワインをやけ飲みしてしまいました。どう考えても、お湯で温める冷凍のハンバーグのほうがまだ勝っていると思います。2002/2/2 |